ミニトマトの品種事情

ミニトマト(リコピンナイン)
ミニトマトは、総じて甘みが強く、Brix糖度で、大玉トマトの上を行く。大玉トマトが平均で3~5度程度なのに対して、7度は普通に栽培しても出てくる。
また、注目の機能成分「リコピン」が多い赤系トマトで、お弁当にも液だれせず入れやすいのでとても人気がある。

そのためか、各種苗会社が覇を競うように有力品種を開発している。

りょくけんでは、ながらく「サンチェリーエキストラ」という酸味が程よくのり、それでいて甘さも強いミニトマト品種を栽培してきた。

だが、時代が進み、酸味が嫌われサンチェリーエキストラは栽培されないようになった。

最近では、「あまっこ」と独自品種「リコピンナイン」に注力している。

世間一般では、千果(ちか)、小鈴、キャロルセブン(あるいはその後継品種キャロルパッション)などがポピュラー。

特徴は、甘みが強く、豊産性で、病気に強いということ。

アイコ
それらの優れたミニトマト品種を凌ぐのが、「アイコ」。
細長い形状のミニトマトで、甘く、病気にも強く、育てやすい。
家庭菜園などでも人気だ。
果肉が厚くしっかりとしていて、甘くておいしい。
プラムトマト(品種:セラフィーノ)
このロケット型のミニトマトといえば、以前、自社農場的な農場であった「ルーツファーム」で作っていた、”セラフィーノ”を思い出す。
オランダの品種で、パリッとした食感で、中身がものすごく濃く、銀座店でも大人気だった。
一粒50円と種が高価で、そういえば、その後、誰も作ってくれていない、、、

それには、訳がある。
セラフィーノ(ルーツファームにて)

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