水なす。

なすはインド北西部が原生地である。
日本と同じく高温多湿の気候のため、おそらくは中国を経由して日本に伝わった際にも、うまく適合したのだと思う。

全国各地で独特のなすが育ち、各地の産地ブランドを成している。

色や形、食感など、実に様々だ。

大阪は泉州の水なすも、その特徴あるなすの一つだ。
かの地に根付いたなすは、アクが少なく、生食が可能で、とてもジューシー。

りょくけんでは、この水なすを手で割いて、しょうが、トマト、新玉ねぎで合わせて、サラダとして提供している。
水なすの食感と水分がじゅわっとあふれ出て、とても美味しい。

一番人気の商品であるバーニャカウダにも、入れている。

「このなすは、生なの?」とよくお客様からも怪訝な表情で聞かれる。

「はい、水なすという品種で、生でも食べられます。美味しいんでぜひ召し上がってみてください。」というと納得して買ってくださる。
これがまた美味しい。
スティック状にカットした水なすをバーニャカウダソースに合わせて食べると、なんとも言えない美味しさだ。

「バーニャカウダに入っていたなすがとても美味しくて!この水なすがそうなの!?」
なんていう問い合わせが、お店で出るほど。

3月から始まって、作柄を変えつつ、秋まで収穫される。
ぜひ一度お試しいただければと思う。

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