じゃがいも インカのめざめ。

「やったらうまかったっすよ。」
夜の締作業をしていたら、スタッフの一人が言ってくれた。
今日は売場に初めて「インカのめざめ」が入荷した。
実は、前週から、デリカ用には入荷させていて、食欲をそそる濃い黄色のじゃがいもが、バーニャカウダや彩野菜のグリルの中に入っていた。
それをどうも食べたらしい。
「インカのめざめ」は、じゃがいもの原生地であるアンデス地方で、何か特別なお祭りの時にだけ食べられていたというじゃがいも品種を北海道に持ち込み、日本の気候に合うように改良されたじゃがいもだ。
非常に小粒で、収穫量が望めず、栽培推奨品種にはならなかった。
だが食べるとうまい。
栗やさつまいもを思わせる食感と風味で、ローストにしたら最高だ。
いったんは、品種を固定することをあきらめ、苗を増やさないことになったが、一部の農家からの「収量は望めないが、質の高さでお客様がついている」とリクエストがあり、再開された。
りょくけんでも何回か栽培依頼したが、都度、「収量が少な過ぎる」と2年続かなかった。
そんな採算度外視のじゃがいもが、「インカのめざめ」だ。
小粒だが、一カ月ほど寝かせることで甘みが増し、さつまいものような甘さが出る。
ピンポン玉サイズに皮つきのままローストがおすすめ。
何も味付けせずともウマイ。
通販はこちら↓
http://shop.ryokuken.co.jp/products/detail.php?product_id=626

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