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8月21日0:13。
補助金対象事業が完了し、交付申請の書類をポストに投函した。

補助金は申請をして合格してから、対象となる事業を行い、すべての支払いが終わって事業完了となる。
その後、経費の書類を整理して、発注書、請求書、支払った日の通帳のコピーなどをそろえ、比較的簡易な事業の報告書を書いて、提出する。

投函されてから、小規模事業者持続化補助金 事務所 なるところにいる係りの方々が書類を調べつくし、不備がないことを確認し、認可される。
たいていここで不備が見つかり、再提出するものが発生する。

認可されると、その通知が郵便で届き、「請求書」を出してください、と書いてある。

またこの請求書を前述の事務所に郵送し、約一か月後に、会社の口座に振り込まれる。
まだ道半ばだ。

8月16日に、外注先の報告書が上がってきて、支払いもすべて済んだので、もっと早く完了報告書を提出したかったのだが、なかなか前に進まなかった。

先週金曜日18日のアフターファイブからいよいよ意を決して、開始した。
だが、なかなか進まず、結局その日は事務所泊。
翌日は店頭に直接、出勤。

そして今日は、ナキを入れて、お店も大変なことを知りながら、45分遅刻させてもらって時間を作った。
おおよそのめどは立ち、休憩時間と、レジ締が終わってから、がーっと補助事業の概要、効果をまとめて、経費の書類をきれいに整理しなおした。
10時前にレジ締は終わったが、さすがに、二時間以上かかってしまった。

持ち出してあった代表者印をロッカーで押印し、ゆうパックに100枚程度の書類を入れ込み、封をした。

これで少し気が楽になった。

明後日火曜日は、商戦という名の戦(いくさ)。
他のことを気にせずに商戦に取り組める。

こんな時期に、どんな商戦?と言えば、それは松屋銀座の特殊事情で、隣の銀座三越が休館日なのである。
宝飾や衣服などはさほど影響がないらしいが(それはそうかもしれない。一日くらい休んでもお客様は困らない)、コト食品は話が別で、ほぼ倍の集客がある。
食べるものは毎日必要だから、三越が休館日だからと言って、食べないわけにいかないのだ。

明日月曜日は、いつもならば事務所にて事務を行うが、今週はイレギュラーで、店長に、外部の店長研修を受講していただくため、その穴を埋めるため、お店に出ることにした。
店長研修は、会社で実施したいものだが、私にはその時間とパワーが足りない…。

他の場所に行って、いつもと違うことをしてもらうのも、店長には良い経験になるはず。
他の会社の店長とも会うだろうから、刺激も受けるのではなかろうか。

などなどレジ締後に、補助金資料に忙しくしていたら、妻から入電があった。
23時半ごろだった。

「メール見た?」

プライベートの携帯電話はお店に持ち込んでいない。

「いや見てない。」

妻は、夏休み中、保育園と学童に預けっぱなしであることを不憫に思ったのか、一人で名古屋に3人の息子を連れて行っていた。
名古屋には知り合いもいるようで、最近オープンしたレゴランドに遊びに行くとのこと。
3人の息子は元気である。
迷子などにならないか、少し心配だった。

今日が最終日で、ちょうど家に着いたところだそうな。

「(長男と)新幹線、別れ別れになって帰ってきた!泣いちゃった!」

名古屋からの新幹線に乗ったところ、自由席が満杯で、2歳の子を抱っこし、4歳の次男(ちょうど誕生日!)をベビーカーに乗せたまま降りようとして、長男(7歳、19日が誕生日!)だけ先に降りたところでホームドアが閉まってしまったらしい。
見る見るうちに泣きじゃくる長男を尻目に、のぞみは発進。

気が付いた乗客の方が緊急停止ボタンを押して、新幹線はホーム内で止まったが、ドアは開かず。

車掌さんや駅員さんが集まって相談後、再度出発。ドアは開かず…。

マニュアルだったり、ルールなのだろう。

満席の新幹線をこれ以上遅らせることは許されないJR。
最善の策をとったのだと思う。

車掌さんから、次の新幹線の車掌さんが長男を連れてきてくれるとのこと。

のぞみは、名古屋から品川までノンストップ。
たとえ2時間であれ、長男は心細かったことだろう。

車掌さんからは、車掌席に入れてもらい、シールももらい、お菓子までいただいてしまったようなので、長男としては7歳早々の大冒険をそれなりに楽しんだか。

だが、妻はどうだろう???
社内で説明もあまりなかったようで、罪の意識に2時間ずっと苛まれていたのでは。
しかも結局満席だったから、ノンストップなので、2時間以上、二人の子供を連れて立ちっぱなしだったはず。

心も体も疲れたことだろう。
途端に申し訳な気持ちになってしまった。

東京に着いて、再会した時には長男と妻で大泣きだったそうな…。

さもありなむ。

その後、車掌さんに感謝の気持ちを伝え、止めてしまったこと、遅延させてしまったことを親子で謝罪。
賠償など発生することもあるだろうからと連絡先を残したほうが良いかを聞いたが、「それは良いです。」と言われたそうな。

さてさて、自宅の玄関には、水陸両用車のラジコンと仮面ライダービルドの何かとトミカハイパーレスキューのホワイトホープを息子二人のリクエスト通り用意しておいたのだが、ま、それどころではなかったかな…。

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