山梨県 大塚地区を訪ねて。

「しまったな。いらっしゃらない。やはり連絡しておくべきだった…。」

畑を訪ねたくて、山梨の大塚地区に来た。
日曜日で、息子たちの面倒も見なくてはいけないので

「ぶどう狩り行くか?」

「行く!」

と3人に納得してもらいながら。

山梨の大塚地区は、大塚人参(長~い東洋系の人参の一種)や大塚なす(大きな独特のなす)、という産地ブランドの野菜で著名な産地である。

この地で長らくお取引をお願いしているのが、キウイである。
8年ほど前に、今日と同じように飛び込みでお伺いして、お取引を快諾してくださった。

ややこしいが、専門は、ぶどう。

20種類以上のぶどうを栽培しており、個人の方に販売しているというからすごい。

選果や作業をする道沿いの建物には、ヤマト宅配の旗がたなびいているが、人気がない。

電話も、今更だがかけているけれど、応答する気配はない。
ほぼ一人で栽培と販売を切り盛りされているから、致し方のないことなのだが。

やりとりは、もっぱらメールとファックスだ。

「まあ、待てよ。あまりブドウ畑もこの周りにはないから、ちょっとあたりを散策してみるか。」

大塚地区は、山梨では珍しく、畑作が中心である。
ぶどうの棚があれば、目立つはず。

「ここにも山芋が植えてあるなあ。」

などと思いながら、少し歩いてみた。
少し小高い大塚地区から、甲州盆地を眺める。

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