愛媛なんとか28号。

じょうのうが極めて薄く、ほとんど感じない。
「みかんが終わった後?あれな、あれ、何つったかのう、愛媛なんとか28号言いよったな。それをつくりようわい。」

縁あって、今年からお付き合いを始めた愛媛 日の丸の柑橘農家 川田さん。
みかんのやり取りをしているときに、宮川早生→南柑20号(中生の愛媛産みかんの代表格)の後は、何を作っているのか、伺ったときのことだった。

「愛媛試果第28号!?紅まどんなですか!」

「そう、そういったのぉ!」
「ください!」
「くださいも何も、まぁだ、宮川早生の収穫があるわい。その次が南柑20号、その次やけぇ。」
「とったら教えてください!」
「おお、わかった、連絡しよおわい。」
愛媛果試第28号(A品ですが)

愛媛果試第28号。通称を「紅まどんな」という。

糖度が高く、じょうのう=内袋が非常に薄くて、まるで感じない。
食感がゼリーのようなタンゴール。

いよいよそのタンゴール=オレンジみかんが入荷した。

宮川早生の収穫が追いつかず、後ろにずれたので、すっかり収穫が遅れ、外観が悪くなったが、その分、樹上完熟して糖度がさらに高い!

農協を通ってないので、「愛媛果試第28号」とぱっとしない名前だが、ぜひぜひ店頭で見かけたら一度は食べてほしい。

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